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4.胆のうが破れて腹腔、近接の臓器と交通する
5.癌の疑いがある
などの場合は早めに手術すべきです。またこれらが将来予想されるようなときは、無症状でも重症合併症が発症する前に手術を受けるべきでしょう。

 

胆のうポリープとは

ポリープは一般に、「表面から発生した隆起性病変を発生母細胞、成因、良性悪性を問わずポリープと総称する」と定義されています。つまりイボ状に隆起した病変はすべてポリープといいます(図2)。したがって胃、大腸、鼻などといろいろな部位にできます。良性ポリープも悪性ポリープもあります。胆のうにもポリープはできます。
さいわい胆のうポリープの大部分は非腫瘍性のコレステロールポリープで癌とは関係ありません。超音波検査機器の発達の結果と思われますが、各施設での最近の胆のう集検診統計では、胆のうポリープの発見頻度は4.3〜10.3%と、胆石の発見頻度2.9〜4.8%よりやや高くなっています。
問題はそのポリープが癌であるかそれとも良性のポリープなのかの鑑別です。良性ならば症状のあることはほとんどありませんので手術する必要はないのですが、癌なら早期に治療しなければなりません。現在の超音波検査法ではこの鑑別がむずかしいのが実情です。
ただ大きさが1cm以下のポリープは良性の場合が多いので、大きさの推移を観察していていいでしょう。径が1.5〜2.0cm以上のポリープは癌の可能性が高いといえますので、胆のう摘出をおすすめします。

図2

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